2019 秋の参拝の旅 The Terminal KYOTOのおすすめ

modryです。

お休みありがとうございました。秋と冬の狭間に旅行に行けたのはとても久しぶりでした。

早朝に京都に到着後、嵐山へ。早朝の竹林の道、朝一の天龍寺、いつも行列のお豆腐屋 稲さん。

これら全て早めの行動により人の少ない時間帯に行く事ができました。

お昼からスタートの温泉 風風の湯も、ほぼ貸し切り状態で庭の紅葉を眺めながらの露天風呂。最高でした^^

そのまま、京都市街地に戻りお気に入りの古民家カフェも静かなる時を過ごし、夜のライトアップ東寺にて黄金と色彩のコラボレーションを拝み、毎度お世話になっている宿にて一日を大満足に終了させました。(自転車も数時間だけならということで無料で貸してくださる神対応。。(涙))





今回は特にお気に入りの古民家 「The Terminal KYOTO」(ザ ターミナルキョウト)さんをご紹介します。

元々はとても歴史がある町家をそのまま生かし、四季を感じる美しいお庭を背景にアートの展示やイベントと、とてもこだわりがある美味しい珈琲などを提供してくれる喫茶でもあります。(コーヒーはいままでの中でNo.1レベルです!)



只今の期間の展示が、廣海充南子さんの日常曼荼羅〜追憶する日常〜(12/1まで)

ベースとなる一つの原画はおおよそ1年かけて、この1つだけに向き合ってかきあげたそうで、全て手描き。この円はコンパスなどの道具は使わず、紙を動かして作った軸。その円の中には命の連鎖をテーマに細かく表現されています。その時の感情なども凄まじく伝わってきます。

この原画を元にシルクスクリーンや生地を変えて光と色味で全く違う作品へと変化して展示されていて、この町家の雰囲気と合わさることでまた異空間を作りあげておりました。

古民家の地下が防空壕の跡地となって残っており、薄暗い中にどんどん増えて行く円が浮かんで見えます。こちらは作者さんがご縁をとても大事にしており、ご縁の広がりを表していました。

癖になるというか、ずっと見入ってしまうような素晴らしい展示でした。



私もこの期間に来れた事も何かのご縁であることは間違いなく感じています。

というか、今回で3度目なんですが毎回不思議な気持ちにさせてくれる場所です。正直、秘密にしておきたいというか、隠れ家というか。。いつまでもひっそり佇んでいてほしい!と願ってしまいますが居心地のいい贅沢な時間を過ごせます。

スタッフの方の対応もとてもご丁寧で楽しいお話で盛り上がれます。

京都の旅の途中に是非お立ち寄りしてみてはいかがでしょうか。


↓この写真は3年前のものですが、太陽がしっかり降り注ぐとこんなにもご来光が。。加工なしです。(今回は曇り空でしたがそれもまた風流。)


翌日、朝6時から西本願寺にて朝のおつとめ(お経を唱える&説法)。

7時からオープンの老舗パン屋さんshizuyaで絶品クリームパンとビーフサンドの後は、日本最古の御香調進所 ”薫玉堂”にて香りのアイテムをいくつかセレクトし、そのまま奈良へ。

東大寺の写経をしたく予約制だったにもかかわらず、飛び込みで無理くり開けてもらい、(本当に申し訳なかったです)貸し切り一人写経。。庭まで見せて頂き鳥の声しか聞こえない中で精神統一。1時間も字を書く事がないので指は麻痺して筋肉痛(笑)目の前で見守る大仏様にしっかり挨拶しつつ、観光を続行しようとしましたが雨が降っていて思うような速度で歩けず駅に向かいました。

途中パンケーキが美味しいカフェマルに寄り、たくさんトッピングしたら想像以上に甘くなってしまい、なぜかチョコレートドリンクを頼むというミスチョイス笑 でも天井の高い空間が素敵な場所でしたよ。

とにかく人が沢山いる時期と聞いていたので覚悟して行った、京都奈良。ですが少しの時間差で混んでいる状況にははまりませんでした。(混んでいない場所に行くのは)人と違うものを求めているからでは?とターミナルキョウトのお兄さんに言われた時に妙にしっくりきました。

なんだか人生そのものを言われた感じがして、色々振り返ってしまいました。

その気持ちを忘れずに、進みたい方向に。生きたいようにすればいい。

これまでも。これからも。。


旅は気づかされる事も多いのです。いい出会いもたくさんあった。明日のパワーに繋がる。

また、旅にでます。


modry yamanaka☆

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